3. 横浜市街地圏(図7参照) 1)横浜市街地は従来から、北は鶴見、西は二俣川、南は上大岡あたりまでを指して、市民には捉えられていた。 2)最近では市勢の拡大に伴い、北は日吉、港北ニューウン、南は戸塚の各地域を含める範囲まで拡大してきている。 3)現在の横浜市都市計画では、以下の地域をそれぞれ拠点として定め、市街地整備や交通施設整備等を進めている。 a.第二都心=新横浜地域 b.副都心=鶴見地域、港北ニュータウンセンター地域、戸塚地域、上大岡地域 c.主要な地域拠点=東神奈川地域、綱島・日吉地域、あざみ野・たまプラーザ地域、長津田地域、二俣川・鶴ヶ峰地域、東戸塚地域、港南台・本郷台地域、金沢八景・金沢文庫地域 4)これらの地域の拠点駅から、横浜駅までの営業キロとおよその所要時間を拾ってみると次のようになる。 a.東神奈川駅(JR京浜東北線)1.8km約2分 b.鶴見駅(JR京浜東北線)7.1km約10分 c.日吉駅(東急東横線)10.6km約16分 d.新横浜駅(市営地下鉄)7.0km約11分 e.センター北駅(市営地下鉄)14.8km約23分 f.あざみ野駅(市営地下鉄)17.9km約28分 g.長津田駅(JR横浜線)16.1?q快速約23分 h.二俣川駅(相鉄線)10.5km急行約11分 i.東戸塚駅(JR横須賀線)7.9km約8分 j.戸塚駅(JR横須賀線)12.1km約13分 k.上大岡駅(京急線)8.6km特急約8分 l.本郷台駅(JR根岸線)18.5km約26分 m.金沢八景駅(京急線)18.7km特急約17分 5)上記の駅から、全てのりかえのない1本の鉄道で横浜駅へ至ることができる。このことから、横浜駅はまさに横浜市街地の中心に位置していて、各拠点地域と鉄道で30分以内に結ばれた中核結節点として位置づけることができる。 4.都市圏(図8参照) 1)横浜駅を経由する鉄道ネットワークを概観すると、次のような特徴が指摘できる。 a.首都東京と結ばれている。 b.三浦半島、鎌倉、湘南、伊豆箱根方面と結ばれている。 c.新幹線経由で、名古屋、京阪神、広島、博多方面と結ばれている。
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